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2007年11月11日 (日)

運命の出逢い、音楽への憧れ。

運命の出逢い、音楽への憧れ。
今晩は。

今宵は、わたしを限りない音楽の荒波へと引きずり込んでくれた立役者、THE YELLOW MONKEYならびに表現者・吉井和哉との出逢いを記したいと思います。


時は1994年。
中学生になった私は、相変わらず歌が好きで、この頃からひとり部屋を与えられたこともあり、夜な夜なラジオを深夜まで聴いたり、受信可能なTVの音楽番組をくまなくチェックしたりして暮らしていました。

家にあった古いカラオケマッシーンで、自分の歌を録音し、自分の声のあまりの気持ち悪さに『現実って厳しいな...』と落胆したり、なんだか物足りない日々を送っていたのです。
まわりは第一期ビジュアル系バンド全盛期。
わたしは田舎の中学生で、まわりはヤンキーばっかりでしたが、仲良くしていた友達はちょっと雰囲気の違う子たちで、XJapanを敬愛する、ちょっとひねくれた人たちでした。

ちょうど黒夢やLUNA SEA、ラルク、GLAYなんかがこぞってインディーズからメジャーへ上がってきている頃で、みんなで部屋に集まっては、通販で入手したCDを聴いたり、音楽雑誌のグラビアに騒いだりしていました。

わたしもそれなりにビジュアル系が好きで、ダビングしてもらったカセットを聴いて楽しんではいたのですが、何かもの足りず、のめり込むまではいかない感じで時は過ぎていました。

そんなある日、校則で禁止されているにもかかわらず、仲間と行きつけのカラオケボックスにたまって、いつものようにビジュアル系の歌ばかり歌ってバカ騒ぎしていた中で、一番歌のうまい友達が、聴いたことのない曲を歌い始めました。他のビジュアル系の曲とはあきらかに違う。
ポップでロックで、淫靡でドラマチックなメロディー。
この時友達が歌っていたのが、THE YELLOW MONKEYの『love communication』という曲でした。

わたしはなんと、運命の出逢いをカラオケボックスで!
しかも本人じゃなく友達の歌で!
してしまったのです。

それからはもう、その曲のことが頭から離れなくて、友達を質問責めにし、速攻CDをレンタルしに行き、その店で音楽雑誌も買って、本人たちを確かめました。
『な、なんか外人ぽい...バタ臭い...!』見た目の第一印象は微妙でしたが、音を聴いて途端にノックアウト!!

このとき、今まで聴いてきたどの曲よりもカラフルでドラマチックで、ロックで、泥臭くて、歌謡曲の要素もあり、誰も使ってない言葉を歌うTHE YELLOW MONKEYを、自分はずっと探していたんだ。と確信しました。

それからは、水を得た魚のようにロックに浸る生活になります。
THE YELLOW MONKEYはもちろんのこと、彼らが敬愛するDavid Bowie、エアロスミス、kiss...彼らが良いと云うものを片っ端から聞き漁り、友達にダビングしてもらったTHE YELLOW MONKEYのLIVEの映像を毎日毎日観ては、『LIVE』というものの凄さに震え、『LIVE』への憧れを募らせていました。

1年以上も妄想を募らせた末、中3の冬に私は初めてTHE YELLOW MONKEYのLIVEを観に、ひとりで札幌市民会館へと足を運びました。
そこで繰り広げられていたのは、圧倒的なロックshow。
バンドの放つエネルギーとオーディエンスの興奮とが交錯する場所で、14歳のわたしは『わたしが生きる道はこれだ!』と決意をします。
なんの迷いもなく、すんなりと、『ここを目指そう。』と思った。


あのときの気持ちは、13年経った今でも少しも変わってはいません。


これまでの長い年月で、数え切れない名曲を私に与え、身を削ってまでLIVEパフォーマンスを見せ続け、ついにはbandは解散し、今は吉井和哉ソロとしての活動を追っているわけですが、未だに飽き足りることはありません。

自分が音楽を発信する立場になったからこそ分かることもあるし、欲しいものもある。


こんなにも、自分に密着し、救ってくれるアーティストに出会えたことをとても感謝しているし、ちゃんとそれを自分の音楽で還元していきたいとも思っています。

いつまでも私の血であり肉である存在。

出会わせてくれた友達にも感謝しています。

たぶん、これがすべてのはじまり。


いままであまり誰にも云ったりしたことはないケドね。


yuko.

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